ごきげんよう。皆様はこの彫刻をご存知だろうか。 こちらはChauncey Ives作『Undine Rising from the Waters(水から昇るウンディーネ)』である。 もう一度言う。これは『彫刻』なのだ。濡れた薄布が纏わりついているように見えるのも全て大理石らしい。圧巻である。 芸術は見る者によって様々な思いが喚起される。そこに正解はないが、時代的、文化的足跡を辿ると、作者の思惑に寄り添うことが出来るかもしれない。 だが、そういったものをあえて無視し、ひどく浅慮な感想を抱くなら『濡れた薄布が纏わりつく肢体は官能的』である。 David Sivyer, Pudicizia, Cappella Sansevero , CC BY-SA 2.0 Antonio Corradini artist QS:P170,Q601707 Didier Descouens, Antonio Co