プロ野球・東京ヤクルトスワローズは、埼玉県戸田市の2軍施設が老朽化したため、茨城県守谷市に移転することで基本合意した。移転先は市西部の野木崎地区に新たにつくられる市の総合公園内で、来年夏ごろに着工し、2027年1月に完成予定という。日本野球機構(NPB)の球団として県への進出は初めて。 県庁で10日、ヤクルト本社と球団、守谷市、県の4者で協定を結んだ。移転先は、鬼怒川と利根川の合流点に近い常総運動公園南側の20・8ヘクタールを造成してつくる「守谷市総合公園(仮称)」の7・2ヘクタールの一区画。観客席3千席の2軍球場やサブグラウンド、室内練習場などをつくる。別の隣接地には選手寮やクラブハウスもつくる予定だ。完成すれば1シーズンで約70試合を開催することになる。 常磐自動車道谷和原インターチェンジ(IC)から約5キロ、つくばエクスプレス守谷駅から約4キロの位置にある。また30年ごろには近くに新