川端康成を読んでいる。 川端康成を読む 急に読み始めた理由は、今まであまりにも日本文学を読んでこなかったことに対して自責の念に駆られたことと、歳を重ねるにつれ「本」そのものが読めなくなる状況が突然やってくるかもしれない、という焦燥に駆られたことが大きい。じゃあ海外文学はとなると、そこにあまり明確な理由はなく、まずは日本文学から読み始めている。 加えて著作権法の改正によって従来の保護期間である死後50年が死後70年へと延長されたことに伴って、川端康成の著作がパブリック・ドメイン化されるのが遥か先になってしまったことも心を動かした。 川端康成は1972年没、つまりパブリックドメインになるのが2042年~2043年になるらしく、これはもう待っていられない、今読まねば、という意識が働いたことは確かである。このまま日本文学を読まないまま、本気でヨボヨボになっていく可能性も十分あると思い読み始めたので
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