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2007年は各プロジェクトにおいてSubversionを利用してきた。便利ではあったが、サーバを立てる必要があるのが面倒には感じていた。 サーバを立てる必要なく、しかしバージョン管理は行いたい。そんなわがままをすっきり解決してくれるのがこのソフトウェアだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはMercurial、分散型バージョン管理システムだ。 MercurialはMac OSX、Windows、Linuxとそれぞれ提供されているクロスプラットフォームなソフトウェアで、サーバ集約型ではないバージョン管理を行う。 はじめにいずれかのPCでリポジトリを作成し、その後は各クライアントがcloneという形でリポジトリをコピーする。そしてそれぞれコミットをし、完了したらpushする。別なクライアントではそれをアップデートすれば反映される。 ごくシンプルな仕組みではあるが、タグ、ブランチ、Dif
CVSが最も便利に使われた理由は何だろうか。個人的にはWinCVSの果たした役割が大きかったように思える。そしてSubversionが最も利用されている理由も同様に、TortoiseSVNというWindowsベースのエクスプローラに入り込むソフトウェアがあったからこそだと思う。 分散型リポジトリがいかに優れていようとも、便利なクライアントソフトウェアの存在は欠かすことができない。そこでこれだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはTortoiseHg、Mercurialを便利にするエクスプローラ拡張だ。 TortoiseHgはTortoiseSVN同様、エクスプローラのコンテクストメニューを拡張する形で利用するソフトウェアだ。リポジトリの作成やクローンも右クリックからできるようになる。 コミットメッセージなどに日本語は利用できないようだが、設定すれば使えるようになるかも知れない。同様
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