アメリカで、人種差別への抗議から歴史的な人物の銅像を倒す動きが相次ぐ中、アメリカ司法省は、ホワイトハウス近くの広場にある第7代大統領の銅像を引き倒そうとしたとして、4人の男を訴追したと発表しました。 これについてアメリカ司法省は27日、ジャクソン大統領の銅像を倒そうとした者のうち、20代から40代の4人の男を特定し、連邦財産の破壊の疑いで訴追したと発表しました。 銅像の破壊をめぐっては、トランプ大統領が前日、破壊に関わった者をできるだけ多数訴追したうえで、最長で禁錮10年を科すなどとする大統領令に署名したばかりでした。 司法省は声明で「平和的な抗議活動を行う市民の権利は守られなければならないが、それに乗じた破壊行為は許されない」として、破壊行為に関与する者を訴追する厳しい姿勢を示していて、銅像を倒す動きが収まるのか注目されます。
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