人権理からロシア追放 国連総会、93カ国賛成で決議採択―中国など反対 2022年04月08日01時32分 7日、国連総会で演説するウクライナのキスリツァ国連大使(AFP時事) 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は7日午前(日本時間8日未明)、ロシアのウクライナ侵攻をめぐる緊急特別会合を再招集し、人権理事会(47カ国)におけるロシアの理事国資格を停止させる決議案を93カ国の賛成で採択した。中国など24カ国が反対し、58カ国が棄権した。 ロシア軍、証拠隠滅か 「絶滅収容所」とマリウポリ市長 2月の侵攻開始後、国連総会でロシアを糾弾する決議は三つ目。これまでの決議と異なり、ロシアは初めて国際機関からの追放という強制的措置を受けることになった。 採択には、投票した加盟国のうち3分の2以上の賛成が必要。棄権票は投票とは見なされない。決議には日本を含む50カ国以上が共同提案国に名を連ね、主導す