この記事は、「社会運動に関して研究する社会学者」である富永京子さんの著書 「みんなのわがまま入門」 の書評をしながら、SNS上のネット論壇を一気に席巻したかと思えばあっという間に風化していきそうな、車椅子使用者のバリアフリーをいかに進めていくのか?という問題について本質的に考えてみるという記事になっています。 体裁として有料記事になっていますが、「有料部分」はほぼ別記事のようになっており、無料部分だけで成立するように書いてあるので、とりあえず無料部分だけでも読んでいってくれたらと思います。 最初に端的に今回のバリアフリー問題についての私自身の立場を述べると、 1・当事者の人が遠慮なく声をあげられる事は大事なこと 2・特に「当事者が毎回凄く”感謝”しなくてもフツーに使える仕組みを目指すべき」という理想はとても大事で譲りたくない 3・しかしだからこそ、「当事者以外」の人は「日本社会で働く人たち
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