コミケ来場者60万人をポカリで支援 大塚製薬、目標は熱中症ゼロ 大塚製薬は12日から3日間、東京ビッグサイトで開かれる同人誌の即売会「コミックマーケット(コミケ)」で熱中症患者が発生しないよう、同社商品の「ポカリスエット」の販売を通じて支援する。コミケは約60万人が訪れる真夏の大イベント。2013年には千人以上の参加者が猛暑で体調を崩して搬送されたが、今年はゼロを目指すという。 会場は屋内だが、入りきれない参加者が例年、出入り口の外に長蛇の列をつくる。自動販売機は冷たい飲料を買おうと人が殺到するため冷却が間に合わないという。 大塚製薬は主催者の要請で14年からコミケ会場の販売を開始。会場の2カ所にポカリの販売ブースを設けている。14年の熱中症搬送者はゼロとなり、15年は3人だった。 今年はペットボトル計2万8千本を用意し、500ミリリットル入りを1本200円で売る。自販機より高いが