「コンセプトとしてのゲームプレイが少し古いため、『バイオハザード』よりはリメイクが難しいと思う」 『SILENT HILL』を現代の基準に近づけたり、グラフィックを向上させたりするだけでは、ファンは満足しないでしょう」と外山は答えている。
「コンセプトとしてのゲームプレイが少し古いため、『バイオハザード』よりはリメイクが難しいと思う」 『SILENT HILL』を現代の基準に近づけたり、グラフィックを向上させたりするだけでは、ファンは満足しないでしょう」と外山は答えている。
(画像はYouTube「野狗子: Slitterhead – Teaser Trailer – TGA 2021」より) 『野狗子: Slitterhead』(野狗子は「やくし」と読む)は、『サイレントヒル』、『SIREN』などで知られるゲームクリエイターの外山圭一郎氏の新作ホラーゲーム。外山氏がSIEから退社して、独立した自身のゲームスタジオBokeh Game Studioのデビュー作となる。 公開されたティザートレーラーでは、クリエイティブディレクターには外山圭一郎氏、音楽には『サイレントヒル』シリーズに携わり、世界的に評価の高い山岡晃氏がクレジットされている。また『ブレス オブ ファイア』や『デビル メイ クライ』シリーズなど数多くの作品でキャラクターをデザインしたことで知られる吉川達哉氏が携わっている。 (画像はYouTube「野狗子: Slitterhead – Teaser
「Bokeh Game Studio」は、代表取締役でありクリエイティブディレクターでもある外山圭一郎氏の映像「Focus – Keiichirou Toayama」を公開した。映像の中で外山氏は、第一弾タイトルとして進めているダークホラー作品についても言及している。 外山氏はゲームディレクターとして業界で活躍してきた人物で、1999年にコナミで『サイレントヒル』、2003年にSCE(現SIE)で『SIREN』、また2013年には『GRAVITY DAZE』を生み出したことでも知られる。 映像で外山氏は、まず自身がゲーム業界へと踏み入ることになった馴れ初めを語っている。美術大学に入学したころ、3Dゲームが広がりつつあった日本のゲーム業界は、若い人をどんどん増やしていく時期だったという。そこで自分が作り手に回っていいのだと気づき、ゲーム作りへの道を歩み始めたと氏は語っている。 その後、前述の
ホラゲにゲームデザインの常識は通用しない!? Jホラーゲームの第一人者『零』×『SIREN』開発者が語り合うホラーの摩訶不思議(柴田誠×外山圭一郎)【ゲームの企画書第八回】 日本の娯楽産業の中で、世界的に成功したジャンルとして「ホラー映画」がある。 『リング』や『呪怨』といった、日本人にも親しみ深いホラー映画の名作は、実は海外でも「ジャパニーズホラー」と呼ばれる独特のジャンルとして高い評価と人気を得ている。例えば、全米で公開後2週間にわたり動員数No.1となった『THE JUON/呪怨』は、日本人監督作品として初のハリウッド興行収入1億ドルを突破しており、この記録はいまだに破られていない。 一方で、ゲームはどうか。無論、海外のパソコンゲームでホラーゲームの先鞭はつけられてきたが、やはり90年代の日本のゲームクリエイターたちがエポックを切り拓いたのは疑いない。中でも世界的に大きな成功を収め、
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