米司法省は米国時間3月23日、米国内外の大学数百校にサイバー攻撃を仕掛けたとして9人のイラン人を起訴したと発表した。 マブナ研究所(Mabna Institute)と特定されているこの集団は、22カ国の大学320校を攻撃したとされている。そのうち144校は米国の大学だ。Rod Rosenstein司法副長官は記者会見で、ハッカーらは大学から研究データを盗み出し、利益を得るためにイランで売却していたと述べた。 「学術機関は、外国のサイバー犯罪者の主な標的になっている。大学がアイデアの行き交う場や調査研究の原動力として繁栄できるのは、研究データが窃盗から守られている場合だけだ」(Rosenstein氏) さらに23日、米財務省はこれらイランのハッカー容疑者らのほか、10人目としてBehzad Mesri容疑者も対象に加えて制裁を発表した。Mesri容疑者もイラン人で、2017年夏のHBOに対す
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