五. すし屋を楽しむ雑学 すし屋には様々な専門用語(符牒)があります。 それぞれこんな意味で使われています。 01. 数を示すもの 「1」→
①「やすけずし」⇒『弥助鮨』 弥助鮨とは、釣瓶鮨(つるべずし)の異称。吉野鮨。弥助寿司。 【弥助鮨の語源・由来】 弥助鮨の名は、竹田出雲の歌舞伎狂言『義経千本桜』に由来する。 平維盛が吉野のすし屋「弥助」で雇人となるが、弥助は維盛の父重盛の世話になった人物でもあったため、敵を欺くために「弥助」の名を維盛に譲り、自身は「弥左衛門」と称した。 このすし屋ガ釣瓶鮨を作っていたことから、「釣瓶鮨」は「弥助鮨」と呼ばれるようになった。 花柳界などで「すし」を「弥助」と呼ぶのも、このすし屋の名からである。 現在の奈良県下市町にある鮎鮨の老舗「つるべすし 弥助」は、『義経千本桜』の舞台となった店として知られる。 ②「すけろくずし」⇒『助六寿司』 助六寿司とは、稲荷寿司と巻き寿司を詰め合わせたもの。 【助六寿司の語源・由来】 助六寿司の「助六」は、歌舞伎十八番のひとつ。「助六所縁江戸桜(すけろくゆかり
読み方:やすけ 握り鮓をいふ。義経千本桜の鮓屋の婿の名より起る。 鮨のこと、千本桜の狂言に、平家の大将維盛没落の後、釣瓶鮨屋弥左衛門が家に身を隠し、娘阿里が婿となり、弥助と称す、蓋し此名に因縁して、今日は握鮨を指す花柳界及び劇場等の通語となれり。 にぎりずし(握寿司)をいふ。東京の芝居又は客商売の人などの語。もと義経千本桜といふ浄瑠璃にある寿司屋の名より出づ。 握り寿司のことをいふ。義経千本桜の鮓屋の婿を弥助といふから起つたもの。 握り寿司の事。 寿司屋。 すし。 寿司のことをいふ。 握鮨のこと、歌舞伎の義経千本桜の鮨屋の段から出た語。 すし(鮨)。〔俗〕 鮓のこと。浄瑠璃「義経千本桜」鮓屋の段から出たもので、平家の大将惟盛が敗軍で落ちのびて、大和下市の釣瓶すし、旧臣弥左衛門方へ下男弥助と変名して隠れているうち、この家の娘お里が「過ぎつる春の頃、色めづらしい草中へ、絵にあるような殿御のおい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く