金融庁が公表した、公的年金以外に老後資金2000万円が必要との報告書が話題を集めています。家計コンサルタントの八ツ井慶子さんは、「老後○○万円必要なんですか?」という相談者の質問に必ず2つのことを即答するといいます。その答えとは――。 2000万円問題に感じた2つの大きな違和感 こんにちは、家計コンサルタントの八ツ井慶子です。 6月3日、金融庁の「市場ワーキング・グループ」が公表した報告書「高齢社会における資産形成・管理」が問題になっています。今回はこのテーマについて、一緒に考えてみたいと思います。 報告書では、超長寿社会を踏まえると、公的年金以外に「老後資金2000万円(を貯蓄から取り崩すこと)が必要」で、それには長期的なライフ・プランを検討し、具体的なシミュレーションを行うことが重要であるとしつつ、「(現役期であれば)長期・積立・分散投資による資産形成の検討を」行うのが重要である、とさ
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