キップパイロール-HIはキップ薬品株式会社が製造販売する軟膏剤。第2類医薬品。軽度のやけど、切り傷、ひび、あかぎれ、日焼け雪焼けの炎症に効果がある[1]。 昭和27年にキップ薬品株式会社設立。国内での販売許可取得が行われ発売が開始される。当時はアメリカの製造会社のものを小分けにして発売されていた。昭和33年に商標「キップパイロール」を出願[2]。昭和50年に発売していたキップパイロールをイソプロピルメチルフェノールを加えた「キップパイロール-HI」として発売。それまではアメリカ製造会社から原材料を輸入していたが、製造会社が消滅したために平成13年よりキップ薬品による国内製造を開始。日本製造品となる。幾度と外装パッケージは変更されているが、缶のデザインについては製造会社名部分以外の変更はない[2]。 昭和53年にキップ薬品を佐藤製薬株式会社が買収。同社完全子会社となる。キップパイロールはキッ