サブカルチャーの聖地・秋葉原の奥深い魅力を体験してもらおうと、NPO法人「秋葉原観光推進協会」(千代田区)が今月、インバウンド(訪日客)向けの新たな観光ツアーを始めた。その名も「秋葉原オタクディープツアー」。富裕層がターゲットで、料金は1人5万円(約8時間)と高額だが、陰りの見られるアキバの人気をV字回復させる一手となるか-。 電化製品やアニメグッズの店などが集まるJR秋葉原駅前。正午すぎ、「OTAKU」の旗を掲げた通訳と、中国人留学生ら4人が「プロカメラマンと聖地巡礼 撮影体験プラン」のモニターツアーに出発した。