■[落書き事件] 反戦落書きが建造物損壊なら、便器の外に汚物を撒き散らしている連中の行為は一体なんだ?建造物損壊致傷罪か?内乱罪か?彼らこそ我々に不快感を与えるばかりか公衆トイレを使用不能にしているではないか。 スペクタクル社会 2003年4月、杉並区にある西荻わかば公園内の公衆便所に、模索社の店員木下正樹氏がスプレーで落書きをした。ECDのアルバムのジャケットにもなっている例の「反戦」「スペクタクル社会」である。彼は、落書きの現場を近隣住民に見付かり、警察に通報、逮捕されてしまう。看過できないのは、その落書きがまさしくスペクタクル社会を予言してしまった点である。後に木下氏は、逮捕直後公安の取調べ(落書き如きの軽犯罪でいきなり公安が出てくるとは…)を受けた際、「政治的なことに関わっていたら人生だめになるゾ」と脅されたと言う。これがもし事実ならば、彼の記した「スペクタクル社会」の意味は一層重