こんにちは。人事評価機能のプロダクトエンジニアをしているotaniです。 私達のチームでは起こったエラーの検知・対応を監視ツールであるSentryで行っていますが、表示されるエラーメッセージやスタックトレースだけでは原因の特定が困難で、対応の優先度を決めかねることがありました。ひと目見て原因や再現方法が分かる場合は良いのですが、例えばユーザー側で入れたブラウザの拡張に起因したエラーや、特定のタイミングで操作すると起こるエラーなどには調査に時間がかかってしまい、結果として判断しきれずに優先度が下がってしまう問題などが起こっていました。 そんな状況の中、Sentry Replayによって上記のような課題を部分的に解決し、エラー調査の負担を減らすことができたので紹介したいと思います。 Sentry Replayとは Sentry Replayとは、Sentryのアドオン機能の1つで、アラートが上