朝食欠食が、体重増加だけでなく筋肉量低下につながることも確認 - 名古屋大 | TECH+ <記事によると> 名古屋大学大学院生命農学研究科の小田裕昭 准教授らの研究グループは3月23日、朝食欠食が、体重を増加させ、メタボリックシンドロームへつながる可能性を増大させるだけでなく、筋肉を萎縮させてロコモティブシンドロームやサルコペニアの危険性をも増大させることを確認したと発表した。 今回の研究では、マウスに普通食を与え、朝食を接種したマウスと、活動期の最初の4時間を食べさせないようにして朝食欠食にしたマウスを比較。その結果、朝食欠食が体内時計の異常をもたらし体重増加および筋肉萎縮をもたらすことを明らかにしたという。 体重の増加は、朝食欠食によって体温や肝臓、脂肪組織の時計に異常が生じ、脂肪組織量が増加したためだという。筋肉量の低下も、筋肉の時計の異常によるものと考えられるとしている。 以下、