日本でもここ10年ほどでフィットネスに対する意識は急速に高まってきたが、フィットネス先進国といわれる米国と比較すると、まだまだ遅れているといわざるを得ない。米国では極端な肥満体型の人も多い反面、フィットネスがライフスタイルの一部となっている人の比率も高く、そうした人々は毎日の運動を欠かさない。特にカリフォルニアやハワイ、フロリダのような温暖な地域では肌の露出が大きいため、美しいボディは高価なアパレル以上にステータスシンボルといっても過言ではない。 米国の女性たちは忙しい合間にも常にフィットネス効果を追及したいという要望が強く、そのようなフィットネスエンスージャスト(フィットネス愛好家)に最適といわれているのが、「履くだけでフィットネス効果が得られるシューズ」である。現在では数多くのブランドからリリースされて良好なセールスを記録しているが、日本でも女性の間で人気が急上昇中。その歴史を振り返る