ダイソンは8月29日、家庭用掃除機の新製品「ダイソンボール DC36」を発表した。モーターなどを内蔵する本体部分を球形にして、スムーズな操作性を実現したキャニスター式クリーナー。10月17日から全国の家電量販店で販売を開始する。 発表のために来日したジェームズ・ダイソン氏は、一般的なキャニスター型掃除機の課題として、「意図しない方向に動いたり、家具などにぶつかって倒れたりする。またキャスターが精巧でないと堅い床面でスリップすることもあり、操作のために余計な力を使う」と指摘した。ダイソン氏によると、主な原因は、並行に配置されたホイール。直線方向のみに進むように設計されているため、「角の多い家の中で自由に動かすことができない」という。 このためダイソンボール DC36では、ボールの両サイドをキャスターにしているものの、両輪を並行に配置するのではなく、小回りが効くよう後方が若干狭くなっている。ま
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