国立新美術館で2月14日まで、文化庁メディア芸術祭が開催中です。メディアアート、漫画、アニメ、ゲームの4ジャンルを大きく「メディア芸術」として捉え、優れた作品の展示や、アーティストの表彰などを通して、メディア芸術の振興をはかる催しです。 13回目を迎える今年度は、ゲームを含むエンターテイメント部門で『NARUTO-ナルト-ナルティメットストーム』(バンダイナムコゲームス)が優秀賞を受賞し、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』など16作品が審査委員会推薦作品に選ばれました。会場ではこれらの作品がプレイアブル展示されています。 また今年は功労賞に任天堂の宮本茂氏が受賞し、5日に記念シンポジウムが開催されました。シンポジウムではエンターテインメント部門主査を務める、スクウェア・エニックスの河津秋敏氏が聞き手として登壇。宮本氏の過去の作品紹介から、ゲーム作りの考え方など、幅広い話題が飛び出しまし