なかなか面白い試みだと思います。 このサイト『CrowdSpring』は、カリフォルニア州サンディエゴで開催中の『DEMOfall 2008』会議で発表された。基本的に参加自由で、デザイナー志望者や、副業としてデザインの仕事をしている人たちが、課題に応じて作品を提出するサイトだ。 たとえば、『ワイアード・マガジン』が2009年1月号の表紙をデザインしてくれる人を求める依頼書を掲載すると、世界の誰でも応募作品を提出することができる。ワイアードはその中から最も気に入った雑誌の表紙を選び、作品への対価をデザイナーに払う。 CrowdSpringは、デザインの仕事の新しいビジネスモデルを提示している。デザイン業界は昔から、競争が極めて激しい。業界に入り込むだけでもかなりの運が必要で、そこからキャリアを築き上げなければならない。 CrowdSpringの開発者たちは、このオープンなモデルが、より広範