日本マクドナルドホールディングスが8日発表した2015年12月の既存店売上高は前年同月比8.0%増だった。増収は4カ月ぶり。14年12月にフライドポテトの販売を一時縮小した影響の反動に加え、15年10月発売の新商品の売れ行きが良かった。四半期ベースの既存店売上高で10~12月期からプラスに転じる目標を掲げており、12月の増収で達成したもようだ。 ただ、客数は2.6%減って32カ月連続で減少した。客単価は伸びており、同社は「着実に回復傾向にある」とする。 14年12月は米西海岸の港湾ストの影響で一部の原料輸入が止まり、中旬からフライドポテトを最小サイズしか販売しなかった。15年12月はこの販売縮小の反動が大きい。 10月末に投入した200円バーガーや期間限定のグラタンコロッケバーガーが好調で、ポテトや飲み物と合わせて注文する客が増え、客単価を押し上げた。一方、深夜営業をやめたり、改装工事の