先月、JR内房線から京葉線を直通運転する電車の運転席で、男性運転士があぐらをかいた姿勢で運転していたことがわかり、JR東日本は「乗客に不安を与える行為だった」として運転士を指導しました。 乗客から指摘を受けてJRが調査したところ、運転士は「土踏まずを蚊に刺されて足がかゆかった。体調も悪く楽な姿勢を取ろうと思った」と認めたということです。 運転席の足元には緊急時に鳴らす汽笛のペダルがあり、JRはこの運転士にあぐらをかいて運転しないよう指導しました。 JR東日本千葉支社は「社内規定で禁止されてはいないものの、乗客に不信感や不安を与える行為で、乗務員への指導を徹底する」と話しています。