[読書]詩集の紹介 知り合いが本を出しました。詩集です。 紹介するに当たって感想なりを書いてみたいとも思うのですが、いかんせん、詩というジャンルにはあまり馴染みがないもので、さしあたりは基本的な情報に加え幾つか気に入った詩句を引用するにとどめ、しばらく時間を置いて自分なりの理解が少しは深まってきたと感じることができた場合には、さらなる駄文を連ねてみるということにします。 著者は鳥居万由実、タイトルは『遠さについて』。 フランス堂という、句集や歌集を多く出版している出版社からの自費出版。下記のサイトに本の表紙が載っています。 http://furansudo.ocnk.net/product/1384 まず表紙がとても素晴らしい。この写真だとあまりわからないですが、本のコンパクトなたたずまいも魅力的です。本屋で視界の端っこにチラッとでも入ると、反射的にとりあえず手にとってしまいたくなるような