抽象化されたモノは、あるモノから抜き出して他のモノを捨てるというものではないと思う。たしかに、素のモノを再現できるかというとできないわけだが、それは、抽象されたモノからは出てこないだけで、抽象されたモノを手がかりに探すことはできるからだ。 たくさんデータをとって、そこから図表ををつくるというところまでやると、たしかに図表から素データは出てこないが、素データに到達することはできるわけで。単に隠されているだけだ。「一を聞いて、十を知る」というのは、そういうことをやっている。ただ、それができない抽象化されたモノはたくさんある。そういう場合、隠されたところには、どうしても到達できないから、隠されたことに気がつかなくて、ただあるモノしか見えない。だから、「分からない」ということが生じる。 一度同じことを考えたことがある人しか、分からないだろう、などと言うのは、抽象化された結果しか見せてないからで、素
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