Jリーグが、今季中にバニシング・スプレー(消えるスプレー)を導入することが7日、分かった。ゴールが直接狙える地点でのFK時、ボールの位置と相手選手が作る壁の前に白い泡で線を引くもので、現在開催中のW杯で使用し、注目されている。導入により、遅延行為を減らし、スピードアップ、実際のプレー時間増大を目指す。近日中にJと日本サッカー協会が協議し、導入時期を決める。 Jから無駄なシーンが消える。W杯で世界中に披露された消えるスプレーを、今季中に導入する。村井満チェアマンらJ幹部がW杯を視察し、その効果を直接確認した。早期採用に向け、W杯終了直後にJ幹部と日本協会の審判委員会が協議し、導入時期などを決める。 J関係者は「時間を短縮できるので、実際のプレー時間が増える。早期導入を目指す」。直接ゴールを狙える位置でのFKの時、相手選手はボールから9・15メートル以上離れなければならない。今まで、壁に入った