「ううん、本当にこんなこと言っちゃいけないんだろうけど……そこまで一人の人を思えるのって……多分……絶対、幸せだったんだよね……」 「どうなのかな。そうなの……かも、知れないよな。……けど……明日、茗さんが死んだって、俺、全然それを変だとは思わないよ。……そーゆーのが、“幸せ”か? ……そーゆーのを、“幸せ”って、言うか?」 うっざい。とにかくうっざい。ラスト50ページ頃までずっと主人公にただひたすらに同情してました。最後は悪い人はいなかったときれいにまとめられていたけれども、そんなことない。悪いのは裕司だ。 あんまりにも登場人物にむかついててまともに話の内容説明できないので引用。 きーちゃん。ありがとうきーちゃん。ぜえんぶ、きーちゃんのおかげ。神様、きーちゃんをあたしにくださって、ほんとにほんっとに、ありがとうございます。黄金の時。すべてのものが輝いて見える時。それは、愛すべき夫が作って