卒業論文や修士論文で書きまとめる研究内容については、約半年かけてアイディアやモチベーションについて徹底的に議論したり、プロトタイプシステムを実装したりプレ実験を実施してあたりをつけたり、合同研究会などで発表して意見をもらったり、実験結果について議論したりすることで固めていくわけですが、論文を書くこと自体は、ひたすら自分で整理し、向き合い取り組んでいく必要があるので、なかなか大変です。 また、卒論や修論は、何をどんな感じでどれだけ書けばよいかがわからないですし、一般に1~2年近くかけて取り組む長期戦のものとなるため、どういったことを事前にやっておかなければならないのかということもわかりづらく、直前になって慌てても間に合わないということになりかねません。 ここで教員一人が見る学生数が少ない研究室の場合は、常時進捗を管理し、手厚いサポートをすることもできるかもしれませんが、私の研究室の場合、教員