米Googleの次のムーンショットプロジェクトは人体の謎の解明──。米Wall Street Journalが7月24日(現地時間)、同社のGoogle X部門が取り組む新プロジェクト「Baseline Study」について、同プロジェクト統括者への取材を基に報じた。 このプロジェクトでは、協力者から抽出する膨大な生体データ(心拍数などだけでなく、尿、血液、唾液、涙などの成分も)を解析することで、健康のBaseline(基準値)を割り出すというもの。特定の病気について研究するのではなく、生体の状態や病態を示す指標、「バイオマーカー」を発見し、健康維持や病気の早期発見に役立てることが目的だ。 プロジェクトを統括するのは昨年3月にGoogle Xに参加したアンドリュー・コンラッド博士(50)。同氏が取締役を務める米ヘルスケア企業Flatiron Healthのプロフィールによると、同氏はUCL
Googleは米国時間5月19日、医療記録の保存管理や医療サービスの検索などを提供する「Google Health」のベータテストを開始した。 特定の分野では、単なる検索企業からの発展を目指すGoogleの戦略が、必然的に力を帯びるようになっている。「Microsoft Office」に対抗する存在となる「Google Docs」などは、その良い例である。しかしながら、Google Healthでは、監査機関や複雑なプライバシー問題が絡み合ってくることになりそうである。 Google HealthのプロダクトマネージャーであるRoni Zeiger氏は「個人健康記録は、まさに立ち上がったばかりの分野である。ほんのわずかな人々のみが、こうしたツールを利用しているに過ぎないという現状は、いまだに(コンピューティングおよびヘルスケア業界の)われわれがふさわしい段階には達していないことを意味してい
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