「清原啓一展」 | 青い日記帳 渋谷区立松涛美術館で開催中の 「清原啓一 遊鶏の賦」展に行って来ました。 清原啓一氏については全く存知あけておりませんでした。 そしてまたこの展覧会も教えていただくまではノーチェック。 だって展覧会名「清原啓一展」じゃいくらなんでも地味。 「遊鶏の賦」というサブタイトルも清原氏について知らなきゃ意味不明。 清原氏は現役の画家さんで「鶏の画家」として有名だそうです。 1954年の日展に初めて「鶏」を題材とした作品を出品し、1959年には日展で特選になるなど一貫して「鶏」を描き、確たる評価と名声を得ました。 なるほど、チラシに使われている作品もずばり「鶏(春の庭)」 若冲の描く雄雄しい鶏と光琳の「紅白梅図屏風」ばりの梅の枝を 油彩でもって一枚の作品の中に結集させたような作品です。 ならば「『鶏の画家・若冲』の血脈を現代に受け継ぐ清原啓一の世界展」 とかもっと派手なタイトルにしてもよさそうなので
