いよいよ年末ジャンボ宝くじの販売が開始された。今年は1等4億円、前後賞1億円、合わせて6億円と、日本の宝くじ史上最高額の賞金となる。 6億円なんて夢のようだが、あまりに大金すぎてどう使えばいいのかわからない。海外では、高額賞金に当せんした人がギャンブルにのめり込んだり、親族にお金を無心された挙句殺されたりと、悲惨なニュースも聞くのだが……。 そこで、当選してから慌てないようにお金のプロに6億円の正しい使い方を教えてもらおう。『20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!』(クロスメディア・パブリッシング、共著)の著書もある税理士、公認会計士の野瀬大樹(のせひろき)氏に聞いた。 「もし6億円当せんしたら、まず『当せんしたことをひた隠し』にすることが大切です。さもないと、NPO、慈善団体、宗教法人から寄付のお願い、投資信託や先物取引の勧誘、さらに『自称家族』『自称友達』も現れ