実習の担当とかしてたんで、少しだけ書くよ。 今すぐでなくても、「教師になる可能性」の芽を育てよう、というスタンスで受け入れてくれよ、と思う。 言いたいことはすごく良く分かる。で、どうしてこんなことになってるかを説明すると、その背景から説明しなきゃならないんだけどいいかい。 まず「教育実習」というのは制度上「大学の授業」である。これはOK?当たり前だ。「実習」という名のもとに単位認定すんのは明らかに大学なんだから。だから本来、免許の取得に「教育実習」が必要である以上、実習のための学校は大学が用意すべきもの。たとえば系列の小中学校なんかがあれば、そこで。教育大学なんかはそれがあるから自分のところで教育実習できるし、する。 けどそうでない大学もある。そこで実習生が、母校に、ただ母校であるというだけの理由で、大学の仕事の肩代わりを頼みに行く。これがいわゆる「教育実習」なわけ。母校にはそれを受け入れ