めばちさん(イラストレーター) 「レディ・バード」(2018年) これは自分? 母との思い出あふれだす 「どうしてこんなに女の子の気持ちがわかるの?」と思える映画が好きです。自分のことが描かれているようでハッとするし、自分が絵で描きたいものと近いなと思います。 とにかく主人公のレディ・バードが可愛い。すぐうそつくしちょっとダサいけど、いとしいキャラクターです。友情・恋・家族・進学と高校最後の1年の様々なことが描かれているけど特に母親とのシーンは印象に残っています。最初はたわいない話だったのに、何げない一言でカチンときてけんかが始まるのがリアル。でも、仲が悪いわけではないんですよね。レディ・バードが大学進学で家を出ることになり飛行機で旅立つとき、見送りを夫に任せ、車に1人になった瞬間に母親が泣き出すところで自分も泣いてしまいました。 この映画を見ると、実家で母と過ごしていた時のことを思い出し