新潮社の百田尚樹ヨイショ感想文キャンペーンはそんなに叩かれるようなことなのだろうか、とずっと思っている。 考えをまとめてから書こうと思ってるうちに批判にさらされる形でキャンペーンが中止になってしまった。 ネットの世界ではどうせ来週には忘れられてしまうだろうから、備忘録として残す。 ◎企画に対しての温度差 たぶん、今回のことは出版の世界から遠く、そして百田尚樹のことを「ヘイトスピーカーだが公権力を持ってる作家」ぐらいに思ってる人が一斉に「何それ…」と拒否感や嫌悪感を示した、というのが大筋だと思う。 「ヨイショ感想文」という言葉が「百田センセイ、もっともっと持ち上げましょう」というイメージを想起させた。 ただ、おそらく新潮社はそこまでゴマをする感じではなく「話題になる面白いキャンペーンをやりましょう」くらいのところから始まってると思う。 百田尚樹と仕事をしたことがある人から聞いた話と、「New