加熱調理(焼き物・揚げ物・炒め物など)するとメイラード反応を生じて茶褐色に変化する食品において、焦げすぎない程度によく仕上がったときの表面の色を比喩する際に、度々使われる[2][3]。 対象はケーキ・クッキー・トースト・揚げ物[4]などで、「こんがりきつね色」という表現が用いられることもある[5]。 タマネギを炒めたときの褐色も「きつね色」と表現されるが、きつね色になったタマネギをさらに炒め続けると濃い褐色に変化する。この濃い褐色は「あめ色」と表現されることがある[6]。 食品以外では、点火プラグ(スパークプラグ)の色[7]や、陶器の焼き色[8]に対する表現としても使われる。 食に対する表現としては、日本独特のものである。英語にも1796年からフォックス(fox)という色名があるというが[9]、そのようには用いられない。 英語ではトーストなどの「こんがり」に対して、light brownや