振り駒とは、将棋において先手、後手を決める儀式のことです。相互の実力に差がない場合、あるいはプロ棋士が対局するとき、段位が上の人が自陣の歩を五枚取り、振ります。歩兵と書かれた表が多く出たら振った人が先手になり、「と」と書かれた裏が多く出たら、相手が先手になります(参考:『日本将棋用語辞典』)。漫画『ハチワンダイバー』でもそうやって先手後手を決めてることが多いのでおなじみの方法ですね。 ところでこの振り駒、本当に公平な結果の出る方法なのでしょうか? 日本将棋連盟はこの振り駒について数年前から統計を取っています(確か森内名人の発案じゃなかったかと思います)。で、平成17年度、18年度の振り駒の結果については次のとおりとのことです。 ●振り駒の結果 - 将棋あれこれ この数字を見ると、ほぼ五分の結果ですから、理想的な先後の決定方法だといえます。これはこれで驚きです。いやー、先人の知恵って凄いです
土曜日、囲碁・将棋ジャーナルを見ていましたら、振り駒の話題が出ていました。 先手 後手 合計 H17~18 776 765 1541 H18~19 723 763 1486 計 1499 1528 3027 結果は、上記のように0.5%程度の差ということでした。 このことが、どうして話題になるかといいますと、振り駒の結果を調べるきっかけになったのが、先手勝率が高いという事実に因があります。そこで振り駒の一様性を調べようとしたした次第。 何事も無く、まずはよかったですね。
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