テントやタープを強く張るには、ロープワークロープの基礎知識の技術が必要。ここでは応用のきく4種を紹介します。 ロープの基礎知識 全体のうちで長く残るほうを「もと」、末端側を「さき」と呼ぶ。的確な位置に結び目を作れるよう、それぞれの長さに注意したい。 【巻き結び】 棒状のものに紐を結びたいときに活躍する結び。結びやすく、ほどきやすい。木と木の間にロープを渡す、といった場面に有効。 [1]巻きつけたいものの周囲の3倍以上の長さをさき側に残し、開始。 [2]ぐるりと1周巻く。もと側のロープの上にさき側がくるように。 [3]2周目を巻きつけ、1周目の輪の下をくぐらせて引きしぼる。 [4]2周したロープを上から押さえる形になれば巻き結びが完成。 【もやい結び】 片手でも結べ、作られた輪の大きさが力が加わっても変わらず、しかもほどきやすいことから「キングオブノット(結び)」と呼ばれる。 [1]結び目を