皆様こんにちわ。フランスの清少納言、kotorioです。 8月もそろそろ半ばを折り返します。エッセイが続きましたので、一旦この辺りで、一息、休憩入れてみましょうか。明日以降は再び長編読み物特集、後半戦参ります。 ーーーーそれでは幕間、20分間です。 ランヴェルセ、仏語で「折り返す」の意ーーー「クロワッサン・アンヴェルセ」? クロワッサンやその他多くのフランスのヴィノワズリーは生地&バターで「織り込む」、この作業を幾重にも繰り返して、あのサクッとした食感や、お店独自の膨らみ具合を作っています。 織り込み方には2パターンあり、まず「生地でバターをおりこむ」シンプルな方法。 もうひとつは「バターで生地をおりこむ」方法。これを、専門用語で「アンヴェルセ」と呼びます。(と、昔ブーランジェリーでバイトしていたkotorio)。 要は、出来上がりが「生地が上か、バターが上か」という違い。 通常は生地のほ