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![要件定義工程の進め方](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7f9c460c196aafe6826ec7ac0415bb5dd27f3ba0/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcodezine.jp%2Fstatic%2Fimages%2Farticle%2F5743%2F5743_t.gif)
多くの業務システムの開発プロジェクトで,データモデリングが行われています。しかし,皆さんはデータモデリングの「本当の目的」を理解しているでしょうか? ひょっとしたら,「よく分からないけれど,成果物としてER図やテーブル仕様書をそろえればいい」くらいに考えていませんか? この連載では,要件定義の工程におけるデータモデリング,それも,実装を意識せずに業務のデータ構造を表す「概念データモデル」に注目して,現場で役立つ実践的なモデリングの方法を解説していきます。 まずは,下記の事例から見ていきましょう。 ケース1 電子部品販売事業を展開するA社が,基幹システムをリプレースするプロジェクトをスタートさせたのは2年前。同社の情報システム部門は,業務の効率化と保守性の向上を目標に掲げ,業務分析とドキュメント化を進めました。もちろん,新システム導入後の業務について業務フロー図(図1)を作成し,必要な画面を
組込システムのための状態遷移図(UML)の書きかた。 組込システムの開発では,ソフト担当は,ハード仕様と要求仕様を貰ってから,開発に着手することになる。そこではじめに,状態遷移図を作ることが多い。組込屋さんは状態遷移図さえできれば,プログラムは出来たも同然という気分になる。状態遷移図を作ると,プログラムの挙動を明解に定義できるためだ。 私が書くときの基本的な指針はつぎのとおり。 1.図は,A4一枚にまとめる。 2.アクションの矢印が交わってはいけない。 3.初期状態は左上から,正常パターンは時計回りに進行する。 状態遷移表(ZIPCのEHSTM)は,UML形式に慣れてからは,あまり使わなくなった。表形式のもっとも大きい欠点は構造化されてないこと。遷移番号あるいはラベル名でジャンプするのは,BASIC,アセンブラの時代に逆行するようなものだ。 ただし,リバースエンジニアリングしたいときに使う
デスマーチ2004-06-18泥沼というのは、自分がはまり込んでみるとかえってよくわからないものです。 「客観的な目標を立てるのが大事だ」と言いました。その目標となるのが「仕 様書」です。仕様書とは、何を作らなければならないのかを記述した書類です。 仕様書を書くのを面倒に思う人がいるかもしれません。しかしその理由のほと んどは体裁を気にするから起きることです。仕様書は内部文書であり、体裁を 気にする必要はありません。わかればいいのです。 仕様書は、書いた結果よりも書くという行為そのものに意味があります。つま り、いきなりコードを書き始めるのではなく、まず何を作らなければいけない のかを考えることです。 仕様が変更されるわけ「ソフトウェア開発では仕様はすぐ変わるから、仕様書は書くだけムダだ」と 言う人もいます。これは実態をよく表していますが、真実ではありません。な ぜ仕様がすぐ変わるかという
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