オリバーは、スマートフォンを使って人とコミュニケーションをとる、言葉を発しない自閉症の少年である。彼は学校に通い、母親のサラにほとんど面倒をみてもらっている。父親のマーティは、生活費を稼ぐためにほとんどの時間を仕事に費やしている。サラとマーティの夫婦仲は悪化し、マーティは家を出て行ってしまう。ある夜、オリバーはスマートフォンのアプリ「Misunderstood Monsters」で、「友達が欲しいだけ」のラリーというモンスターの物語を見る。その物語を読んだ後、明かりがひとりでに消えてしまう。タブレット端末の顔識別アプリで遊ぶと、隣の空いたスペースに顔を識別される。学校では、オリバーはその自閉症の性質からクラスメートにいじめられる。彼らは彼を野原に誘い込み、携帯電話を奪って野原に投げ捨てる。 ある夜、サラはオリバーがもっと社交的になれるよう、お泊り会を企画する。オリバーをいじめた3人の少年た