ソフトバンク・秋山幸二監督(52)の今季限りでの電撃辞任を受けて、次期監督に球団OBの工藤公康氏(51、野球評論家)が就任することが15日、決定的となった。 【写真】西武、ダイエー時代と、チームメートだった工藤氏(左)と秋山監督 球団はOBを中心に後任候補をリストアップしていたが、工藤氏に一本化。この日、工藤氏は都内で王貞治球団会長から正式に就任要請を受け、受諾したもよう。同日夜、テレビ朝日系列の「報道ステーション」に生出演した際には「(監督)候補として名前を挙げてもらうことは、うれしいと思う」と就任に前向きな姿勢を示した。 王球団会長は、ファイナルステージ第1戦終了後、後任について球団OBであることを重視するかと問われ「できればそれがいいだろうけど、時間が欲しい。来年、指揮を執ってもらう人を考えているんだから、時間を与えてくれないと」と話した。 球団OBの工藤氏は現役29年間で通算