ワークショップの前半は、「食べる」という行為の意味について、あらためて考えていく時間に。日常的に行っている行為にも関わらず、自分にとっての食に対する価値観は、じっくり考える機会がなかったりします。 ワークショップに参加している学生のみなさんの参加動機は様々。最初に普段の活動やワークショップへの参加動機を話したところ、「食とコミュニケーション、メディアとしての食が研究テーマ」「消費されてしまうモノのデザインへの関心があります」「食・農などライフスタイルの研究」「食育の勉強、若者と農業」「教育実習で給食を楽しみにしていない子どもたちにショックを受けたから」「とにかく食べるのが好きだから」など、その参加動機からも多様な参加者が集まっていることがわかります。 全体での自己紹介が終了したあとは、グループごとにわかれてワークを開始。自分の食生活に振り返りなどを行う時間を経て、安斎さんから「デザイン論」