ペパボ研究所は、SSL証明書の動的読み込みに関する論文を、国際会議「IEEE COMPSAC 2018」のワークショップで発表することを明らかにした。 今回発表する論文「高集積マルチテナントウェブサーバーの大規模証明書管理」は、複数ホストを収容するマルチテナント方式のサーバで、動的にSSL証明書を読み込むことにより、消費リソースを抑える技術について研究成果をまとめたもの。7月23日から27日に開催される国際会議「IEEE COMPSAC 2018」のワークショップ「ADMNET 2018」に採択された。 レンタルサーバやホームページ作成サービスなど、マルチテナント方式のサーバを起動する際、すべてのSSL証明書を読み込む従来の方法では、メモリ使用量が増大。リソース効率が悪くなり、収容数が低下するとして対応技術を開発した。 具体的には、SSL/TLSハンドシェイク時、ホスト名をもとに対象ホスト