ウクライナのシュミハリ首相がロシアによる水供給の妨害に懸念を示した/Pavlo Bagmut/Ukrinform/Future Publishing/Getty Images (CNN) ウクライナのシュミハリ首相は14日、ロシアがウクライナで水の供給を妨害しようとしており、原子力発電所の稼働に必要な貯水施設に深刻な影響を及ぼすとの懸念を示した。 シュミハリ氏は「ロシア軍によってカホフカ水力発電所の水門が一部破壊され、その後意図的に水門が開けられたため、多くの水を失っている」「ドニプロ川から取水している一部の集落は飲み水を得ることができないかもしれない」とSNS「テレグラム」への投稿で明らかにした。 同氏は原発への脅威はより深刻な問題だとし、「貯水施設の水位の低下はザポリージャ原発の冷却システムの誤作動につながる恐れがある」と述べた。 水供給への妨害はウクライナの電力網への度重なる攻撃に続