鉄道趣味の伝統的代表格といえば、鉄道模型だ。その鉄道模型を思う存分体験できる夏休み恒例のイベント「鉄道模型ショウ」(東京・松屋銀座で7月27日まで開催)から見えてきたいまどきのキーワードは、「デスクトップトレイン」だ。 鉄道模型を趣味にした人なら誰もがあこがれるのが、実際の街や山を再現した大ジオラマに線路を張り巡らせたレイアウトの製作だ。思い通りの情景の中を好みの車両を思う存分走らせる空間は、まさに夢の小宇宙。 しかし、いざこれを作るとなると、金もかかるし時間もかかるし場所も取る。しかもジオラマ作りにはまず、地味な土台作りから入る必要があり、華々しくブルートレインや新幹線を走らせたいという夢からかけ離れた現実に、たちまち挫折してしまった経験を持つ人も、書いている私を含めて少なくない。 そんなファンの悩ましさを察してか、このところいくつかの模型メーカーが発表しているのが、勉強机レベルの面積に
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