巨人は20日、都内の球団事務所で緊急会見を開き、今日21日発売の週刊文春(6月28日号)における原辰徳監督(53)についての報道は名誉毀損(きそん)であり、損害賠償請求訴訟を起こす意向であることを発表した。同誌は、原監督が現役時代の女性問題で恐喝を受け、「元暴力団員に1億円払っていた」との見出しで報じた。巨人は事実に反する3点を列挙。女性との交際と1億円支払いは認めたうえで、原監督と反社会的勢力との接点はないと強調した。会見では、原監督によるファンへの謝罪文と、「清武さんへ」という前GMの清武英利氏(61)へのメッセージが配布された。 午前11時から行われた会見には、桃井恒和球団社長と、読売新聞グループ本社取締役の山口寿一球団常勤監査役らが出席した。週刊文春は、原監督が06年、過去の女性問題が表ざたになるのを防ぐため、元暴力団員に1億円を支払ったと報道。暴力団排除を掲げる球界において信じが