「メディア」のかたちは日に日に変容し、情報を発信する力、読み取る力が求められる時代。私たちはどのように声を出し、他者の声を受け取っていけばいいのか。伝える言葉を編む人たちの「現在地」から考えます。
ぼくの仕事は経営アドバイザーです。 時給は30万円。 週に一回1時間、経営者にアドバイスをして30万円。 多くの人は、これを「高い」と思うかもしれません。「なんでそんな高単価をつけられるんだろう……」と疑問に思う人もいるでしょう。 でも、この値段にしているのにはれっきとした理由があります。 このnoteでは「値付け」の話をとっかかりに、「価値とはなにか?」そして「いい仕事とはなにか?」について考えていきたいと思います。 少し長めですが、お付き合いください。 安く提供することは「いいこと」なのか フリーランスや副業をやっている人で「値付け」に悩んでいる人は多くいます。 自分の商品、サービスにいくらの値段を付ければよいのか……? そこでよく「安くしたほうがいい」と思っている人がいます。 そもそも「安くしないと売れない」と思ってる。だから「いかに安く提供できるか」に注力する。いわば「安くするため
かつては、あらゆる分野で注目を集める花形的存在だったミレニアル世代。彼らは高いデジタルスキルを有していて、その政治観をはじめ、キャリアの選択、さらには商品選びから購入に至る方法まですべてが目新しかったので、多くのマーケターがこの若い世代にリーチしようと奔走していたものです。 しかし今、ミレニアル世代が占めていたポジションは新たな消費者グループに取って変わられようとしています。それが、ミレニアル世代に続く世代として新たに登場した「Z世代」です。彼らが成人を迎える年齢となった今、世界中のブランドやマーケターが彼らに注目しています。 なぜなら、Z世代は米国の人口の4分の1を占めるほど大きな人口グル―プであり、彼らは世界で最も影響力ある購買層になろうとしているからです。 ミレニアル世代 vs Z世代: 「デジタルパイオニア」と「デジタルネイティブ」 現在25歳~34歳くらいになるミレニアル世代は、
※2020/4/17更新(随時更新・修正します) ※上記のExcelファイルが、本投稿のまとめです。もし宜しければ、さらに詳細についてのメッセージを下記に記しておりますのでお読みくださいますと幸いです。 <飲食店支援サービス一覧> 今発表されている民間企業による飲食店支援サービスの主要なものが下記にまとめられている。もちろん自社のビジネス拡大のための一手のものも多いが「渡りに船」の双方よしのものもある。参考にされたい。 はじめに2020年4月8日。安倍首相によって緊急事態宣言が発令された。 年明けの1月には遠い異国で新しいウィルス感染が出たらしい、という程度の認識しかなかったのが、たった2ヶ月余りで世界的なパンデミックに至り、私たちの命を脅かし、私たちの生活を破壊しようとしている。 たった今も、バタバタと倒産・廃業をしていく飲食店が生まれている。 日本の飲食業は他の先進国と比べ、規制が緩く
「恋愛がわからないからこそ、書きたかった」という又吉直樹の思いから生まれた小説「劇場」を行定勲監督(『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』)が映画化した。演劇を通してしか世の中とつながれない不器用な青年・永田を山崎賢人(「崎」は「たつさき」)、永田に振り回されながらも彼の才能を信じて支えようとする恋人の沙希を松岡茉優、さらに永田がその才能に嫉妬しながらも、同い年の同業者として圧倒的に認めざるを得ない気鋭の演出家・小峰を、King Gnuの井口理が演じている。 原作も映画も、恋愛が何なのかもわからずに、誰かを傷つけたり傷つけられたりしながら、自分を認めない世間と格闘し、夢と現実の間でもがいていた20代を描いている。すでにその時期は過ぎ、それぞれが仕事や家庭を持つ40~50代にとっても、かつての自分を思い起こさせる作品になっているようだ。 主人公を演じた現在25歳の山崎と、原作者である3
自分らしいはたらき方ってなんだと思いますか? こどもの頃からの夢を叶えて仕事にする人もいれば、趣味が高じてそれが仕事になる人もいます。でも、誰もがそうやって望んだ仕事に就けるわけでもないのが現実です。 そもそもやりたいことが見つからなかったり、好きだけでは生活できなくて別の仕事をすることになったり... 幸せだと思える仕事を見つけるのはほんとうに難しいですよね。 3つの要素長い間、自分らしいはたらき方について考えてきました。そして、それには3つの要素があると思うようになりました。 好きなこと できること 向いていること この3つがそろって、さらに誰か(≒社会)に必要とされたら、それは幸せな仕事になるだろう、そう思っています。でも、なかなかうまくそろわないんですね。 好きだけれどどこか無理している 技術はあるけれどそれほど情熱はない 自然にできるけれど自信はない こういうことに身に覚えはあり
こんにちは、"もろんのん"こと川北です。 今回は、26歳という節目のタイミングでSnapmartを卒業し、今話題のMr. CHEESECAKEに転職することになりました。ちょうど本日12/1にTV「初耳学」でも取り上げられ話題になってますね。 今回は、ご挨拶もかねて転職の経緯について書きました。 Snapmartでそもそも何をしていたのか? Snapmartとは:スナップマートは写真好きなクリエイターとSNSらしい写真を求めている企業とをマッチングし、写真が売買できるプラットフォームです。 私は、ここで今からほぼ4年前に、大学3年生の2月に、創業社長えとみほさんと出会い、そこからずっとto Bの営業ディレクターとして、クリエイターの活躍の場の提供と、企業の商品のコンテンツ収集と魅力発信として、「商品撮影サービス」「アンバサダー」「イベント」などを企業と一緒にお取り組みをさせていただいてきま
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インタビューが行われたのは、2019年9月15日。夏の全国アリーナツアーのファイナルである東京ドーム公演が控えていた。現場に私服で現れた彼女は、全身を潔くブラックで統一し、今にもこぼれ落ちそうな大きな瞳でまっすぐに前を見る。佇まいや発する言葉一つをとっても、儚さの中に一筋の強烈な強さを放っていた。圧倒的な存在感で、多くのクリエーターの想像力を掻き立てるのも納得だ。 一方、職業は?という質問に対しては、飄々と「学生」と答える。「だって病院では、職業欄に学生って書くでしょ?」と……。世間から与えられる役柄やポジションというものは、彼女にとっては意味を持たないものなのかもしれない。毎日を一生懸命生きるだけと語る彼女に、今の平手友梨奈、今の世の中はどう見えているのだろう。 ──平手さんにとって、大切なものは何ですか。 作品をつくるチームです。人見知りで、誰とでも仲良くなれるというわけではないのです
先頃出ていた、ミシュランについての記事、 ご覧になった方はいますか? 自殺者も出るミシュラン格付け 元三つ星シェフの提訴に司法判断は…… たいへん興味深く読みましたし、何人かのシェフがこれについてTwitterでコメントしているのも見ました。 記事は、ミシュランの星の数を下げられたシェフが、 根拠のないミシュランの審査基準には甚だ納得いかずということで、星が落ちたことによる客足の遠のきや精神的な慰謝料として1ユーロを求め提訴したという話でした。 1ユーロといえば、120円たらずです。 要するに、このシェフは損害賠償の額面うんぬんではなく、 頼んでもいないのに、毎年星の数に振り回される身にもなってくれ!と世間に伝えたかったのではないでしょうか。 ツイートしていた方々のコメントを見ると、 「一スタッフとして働いていた時代でも、自分の責任で星を落としたらと思うと厨房内に漂うプレッシャーは壮絶なも
会社に入って数年すると、転職や異動などでキャリアチェンジする人も増えてきます。 最近ではフリーランスという働き方も人気のようで、仕事で実績を積んだ人は独立を考えたりすることもあるでしょう。 山本彩さんは、NMB48の“不動のキャプテン”を8年務めあげ、今年から1人のシンガーソングライターへと、大きくキャリアチェンジしました。 この経験を経て山本さんが考える、「1人でも活躍できるようになるために、大切なこと」とは? 〈聞き手=天野俊吉(新R25副編集長)〉 【山本彩(やまもと・さやか)】1993年生まれ。大阪府出身。中高生時代にはガールズバンドでメジャーデビューを経験。2010年、オーディションに合格し、NMB48のメンバーとして活動開始。2011年、NMB48劇場のこけら落としから、キャプテンに就任。2018年にNMB48を卒業。2019年4月に1stシングル「イチリンソウ」を発売。12月
この記事はPLAID Advent Calendar 14日目の記事です はじめまして、PLAIDのデザイナーの右田 @miggy です。PLAIDでは #coffee の店長をしています。現在ラテアート猛特訓中です👨🏻☕️ 今回、KARTEのUIデザインを担当していた自分が、カスタマーサクセス(以下、CS)チームへ移籍し、デザイナーとしてCSへどのように取り組み、何をやっている / いたのかを、お届けしたいと思います。 潜伏期 - カスタマーサクセスチームの取り組みを知る 自社のCSチームの取り組みについて把握していますか? 自分は恥ずかしながら、「クライアントさんをKARTEを通じた成功体験に導く取り組みをしている」「オンボーディング、アカウントプランニングといったチームに分かれている」といったような、非常にざっくりとしたことしか把握していませんでした。 CSチームに入ろうと思った
今の働き方をするキッカケ 最近、私は業務で Sketch をはじめとしたデザインツールを開く機会が減ってきています。意図的に名を伏せるようにしていますし、実際はチームで作っているわけですから「私がこれを作りました」と言えるものもありません。それもあって周りからは何をしているか分からないと怪しまれるわけですが、それでも「私はデザイナー」と言っています。 何かを作って世に送り出すことがデザイナーと定義するのであれば、私はそう呼ぶ資格がないかもしれません。今は人の課題、部署間の課題、作り方の課題、進め方の課題、改善の課題、運用の課題といった外からでは見えにくいところを取り組んでいます。 上記の課題に興味をもったのも、出来上がった成果物への不満や失敗をした経験があるからですが、「誰のためのデザイン?」の著者であるドン・ノーマン博士が 10 年前に書いた「Why Design Education M
――2007年に日本テレビ系番組「世界の果てまでイッテQ!」の珍獣ハンターに選ばれて以来、足を運んだのはこれまで実に100カ国以上。この10年、どんな変化を感じますか? 「誰もがスマホを持ってる状況になったな、と感じます。アフリカのマサイ族も、アマゾンの奥地に行っても、やっぱりスマホを持ってるんですよ。で、通じるんです。携帯で写真撮ったり、動画撮ったりもしてる。上半身裸で、テントのようなところで暮らしてるのにスマホを見ていたりするのは、すごいちぐはぐで不思議な感じがします。この10年は、そうした変化にびっくりしてますね」 「『イッテQ!』の撮影で行ったインドネシア・コモド島が人生で初めての海外だったんですが、当時の感覚は、今とはまったく違いますね。携帯電話もガラケーで、海外で使うこと自体が今のように普通じゃなくて、誰ともなかなか連絡が取れなくて、不安しかなかった記憶があります」 イモトアヤ
中学3年の時、親にそんなことを言われてケンカしてから、どれほどの年月が経っただろうか。 そんな私は、某国立大の大学院を出て、参考書の編集者をしている。 幼い頃から、勉強だけは好きで、よくできた。けれども運動もコミュニケーションもへっぽこだったので、小中(公立)時代は同級生にいつもからかわれた。それ以上に辛かったのは、私が好きな勉強のことで、話が出来る相手がクラスにいなかったことだ。 「商業高校?とんでもない!君は普通科に行って、大学に入りなさい」 中学の時の担任は私に、世の中には進学校と呼ばれる、勉強が得意な人が集まって大学進学を目指す高校があることを教えてくれた。今振り返ればバカみたいな話だが、ネットが普及してない当時、塾に通わず、通信教育や家庭教師の類もやってなかった私には、そうした情報を得られる機会がほとんどなかったのだ。両親は共に非大卒で大学受験に詳しくないし、世帯所得も多くなく、
仕事で訪れた街で腹をすかせて真剣にメシ屋を探す雑貨商(「孤独のグルメ」)や「ご常連」と言葉をかわしつつ杯を重ね夜の街に消えていくイラストレーター(「吉田類の酒場放浪記」)。オヤジがひとりで食事をしたり酒を飲んだりするだけのテレビ番組がこんなにウケる国も珍しかろう。ひとりメシ、ひとり酒は、「孤独のグルメ」風に言えば「現代人に平等に与えられた最高の癒し」としてすっかり社会に定着したように見える。 だが、実態は少し違う。筆者は、『ひとり外食術』(弊社刊)という書籍の出版に当って、都内で働く数多くの20代~50代男女にひとり外食事情を取材した。そこで何度も耳にしたのが「実はひとりで店に入るのが苦手なんです」という告白だった。 意外に少ない「ひとり飯OK」 若い女性だけではなく、40~50代の男性からも、「ランチはいつも職場の同僚と一緒」「ひとりで店に入って晩メシを食ったことがない」「出張のときはコ
ここのところ、脳内プチテーマとして「やりたいことがある人」と「やりたいことがない人」について考えていた。 ちなみにわたし自身は「やりたいことがない人」で、今のメイン仕事のクッキー屋さんも、決して「やりたかったこと」や「夢」ではない。シングルマザーが子供と生活するのに「お金と時間がない」というのがイヤで、「ひとの半分の時間でひとの2倍稼ぐ」という目的のために、自分のできることから消去法で削り出した手段で、どちらかというと「この方法しかないから仕方ないな…」と、しょうがなく始めたことだ。(はじめたらちゃんとやっていて、しぶしぶやっているわけではないという言い訳も念のため) わたしの場合、叶えたい条件に向かって考え尽くしてやることを決めたので、ある意味「(叶えるために)やりたいこと」ではある。だけど、わたしの考える「やりたいことがある人」というのは、もっと湧き出る「これがやりたい!」というものが
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