さらに、RFIDは、情報を記憶するICチップ(メモリ)とリーダ/ライタとの無線を送受信するアンテナから構成され、RFIDリーダ/ライタはRFIDタグとの送受信を行うためのアンテナとコンピュータからの命令を処理するコントローラから構成される。 RFIDには、RFIDがリーダ/ライタから送出された搬送波に情報を載せて反射することにより通信を行う反射型RFIDと、RFID内に搬送波の発振器と電池を搭載し、自ら電波を発信するアクティブRFIDの2種類に大別される。反射型RFIDで、電池を搭載していないものを反射型パッシブRFID、電池を搭載しているものを反射型セミパッシブRFIDと呼ぶ。 RFIDタグの分類としては、 ・利用する無線周波数 - 135kHz(長波帯) - 13.56MHz(NFCと同じ) - UHF(900MHz付近の帯域) - 2.45GHz(ほとんどの国で共通に使用できるISM