11月16日 発表 東京工業大学は16日、AMDのデュアルコアOpteronを5,240基搭載したグリッドシステムを4月に導入すると発表した。稼働時期は来春で、国内最高性能のスーパーコンピュータとなる予定。 同システムは、デュアルコアOpteronを搭載するSun Microsystemsの「Fire」、NECのストレージ装置などで構築。x86-64プロセッサベースのクラスタとしては世界最大規模で、2006年3月に国内最高性能となる85TFLOPSを実現予定。その後、SIMDアクセラレータの増設よりに100TFLOPS以上を目指す予定で、世界のスーパーコンピュータランキング「Top500」のトップ5に入ることが期待される。メモリは21TB、HDDは1.1PB以上を搭載する。 東京工業大学では、電磁流体ダイナモの計算による地磁気変動の将来予測、計算化学による生体物質の構造機能予測解析、カーボ