こんにちは、むすぺろです。 今回は4コマに書ききれなかった、お宮参りのことを。 なにか有益な情報があるわけでもなく、オチもないです。 いつか思い出す自分のための日記なので退屈でしょうがお暇つぶしにどうぞ。 お宮参りの思い出 到着した写真館は昭和に建てられたような古い建物だった。 小綺麗な外観をしているが建物の中はパンフレットやカレンダー、もはや飾りというより賑やかしのような置物。 とにかく物で溢れかえっていて、子供の頃入り浸っていた文房具屋を思い出していた。 そこかしこに写真が飾られていて、どれもこれもほんのりと微笑む子どもたち。 歩くと床が軋むし、埃っぽい衣服の匂いがしてなんだか鼻がくすぐったい気がする。 息子を抱いたまま2階に上がって、最初に見たのは部屋の端から端までぎっちり詰まった貸衣装たち。 「すごい量だね」 旦那がちらと目をやって奥を覗き込んだ。 「取りにくそうやね」 義母や実母